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起実の書 : 創成 : 創世 I 期

創世 I 期

宇宙(以下〝ソラ〟)は、ゆっくりと、回転しはじめた。 その内実に、2つの意識を確認し、それゆえ、二つの意識体は、追いつ、追われつ、回転しはじめた。 そう。ゆうるりと、ゆうるりと....。 二つのうち、ひとつは、黒の意識(男性愛)となった。そして、ひとつは、白の意識(女性愛)となった。 二つの分化した、意識は、また長い間、ゆうるりと回転していった。 そののち、それぞれが、ふたつに分かれた。黒は、兄弟になり、白は、姉妹になった。そして、ソラは、4つになった。 黒の兄は、名を、〝アリオン・ベテル〟と、言った。 黒の弟は、名を、〝リゲル・マヨルテ〟と、言った。 白の姉は、名を、〝アレイア・プロキアン〟と、言った。 白の妹は、名を、〝レナ・ジュノン〟と、言った。 黒のアリオンは、勇猛な力と、そして、種を持っていた。 白のアレイアは、高潔な精神と、生み出す大地を持っていた。 二つの波動の間で、夜が生まれ、昼が生まれた。 そして、黒と白の単純二値は、光と影のスケールを持ち、やがて、色調を持つようになった。 二つは、互いに協力し合い、天地(以下〝セカイ〟)を創造していった。 弟は、じっと待っていた。 妹は、じっと待っていた。 やがて、来るべき、生命の誕生に備えて。 ゆっくりと、時は流れた。