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♪♪ …… Sin … to the … fai … ful …♪
♪♪ … mem …… oly One ……♪
♪♪ … and … ive … tha …♪
……。
… ん …。
……。
………。
♪♪ … the … Lo …♪
♪♪ … ve the … ks to …♪
♪♪… ive … ks to …… he …♪
………。
「……」
… hymnos …?
………。
♪♪ Gi … ks … the … wi …♪
………。
… choros …?
………。
ぴーぴーぴーぴー。
かんかんかんかん。
………。
ごつごつ。ごつん。
………。
♪♪…… his lo ……♪
♪♪ hi … lo … is eter ………♪
………。
…ああ…。
……………。
………。
… Sitecrew …か……。
向かい…の……。
………。
…………。
…何時…なんだ…?
………。
僕はベッドヘッドに手を伸ばした。
……………。
…かたん。
……手が触れて倒れる音…。
…かたかた…。
それを探る…。
「……」
掴んで顔に近づけた。
シルバー作りの置き時計……。
………。
「………」
…2時……。
……。
「………」
かたん…。
僕は。
手にした時計を無造作に手放した。
「は…。ふぅー……」
そのまま伸びをする……。
「ん……」
…………。
みしみしと音を立てて。
詰まった身体が隙いていくような気がした。
………。
「ふ…。はー……」
深く息を吐く。
「ん~……」
僕は体を起こさずに。
もう一度ベッドヘッドを探った。
………。
かた、かた……。
かさかさ。
「………」
……ない…かなぁ…。
………。
「ふぅー……」
半覚醒の。
このずるずるとした状態は捨て難いが……。
「……」
…探し物はもっと捨て難いな……。
「ふ……」
僕は仕方なく体を起こした。
「…ん……」
……。
半覚醒から覚醒へ……。
ぼんやりと。
徐々にくっきりしてゆく風景…。
…無彩色から…。
有彩色への……。
……。
「………」
この感じ……。
覚醒した時いつも思う…。
どこかで。
何かで知っているような……?
………。
…これは記憶…?
でもだとしたら…。
それは。
エデンにおいて。
汚れ(けがれ)にな…る……。
……。
「……」
でも…。
汚れているんなら。
即刻 。
ヒーリング・センター から呼び出しがあるよな…。
……。
「…ん……」
………。
僕は。
ようやく覚醒した目で。
ベッドヘッドを見た。
…ない……。
やっぱりないか……。
………。
「…はぁ…。起きる…か……」
ぱさ。
ずるん。
……。
だらしなく起きた僕の後を追って。
フロアにシーツが落ちた…。
…ぺそぺそぺそ…。
冷えたフローリングを歩く……。
………。
…冷えた…?
…。
「う……」
…寒い……。
…………。
…そ…か…夕べ……。
暑くてたまらなくなって…。
空調の設定温度を最低レベルに下げて。
それで。
フル回転させながら仕事を上げて…。
それで。
そのまま。
眠ってしまったんだ…。
…………。
…リモコン……。
空調のリモコン……。
………。
見回せば。
部屋は乱雑…。
書類やらDVDやらが。
所狭しと散乱している……。
「………」
…いいや…。
ばさ…。
リモコンを探すのが億劫になった僕は。
僕を追ってベッドから落ちた。
シーツを被った…。
「……」
自分の体温で温もった部分が。
まだ少し暖かい気がした…。
……。
…~ん…。
「……」
僕は。
さっきからの探し物を求めて。
PCテーブルに近づいた。
…ぱさ。ぱさぱさ。
書類郡をめくる……。
………。
なかったか…なぁ…。
もう……。
配給置きもなかったか…。
…ぱさ。
ぱさぱさ……。
…… クリスプ ……。
ぱさ。
…クリスプ…。クリスプ……。
ぱさ。
…ぱさ……。
「あ……。
あった……。
…けど…。
EPZON …か……。
……。
…コンタニ氏からもらったやつ……。
まあ…でも…。
……ないよりは……。
………。
かさ。
……。
黒いハードケースを開けると。
オレンジ色のクリスプが。
行儀良く。
きっちりと並んでいる。
「ん…」
僕は。
そのうちの一本を取り出してくわえた…。
………。
そのまま。
深く息を吸い込む……。
アロマな刺激が喉を……。
……。
「…ふ、ごほっ……」
…きつ……。
「ごほ…」
きっつ~。
そ…か…。
これロア用だ…。
きつい…。
……。
アッパー用に比べて。
ロア用のクリスプは。
辛くて。
きつめだ。
……。
それを忘れて
思いっ切り吸い込んじゃった…。
あぁ…。
胸の奥まで。
冷え冷えとする…。
まるで。
胸にまで。
空調の冷空が響いたみたいだ…。
……。
「…ん…あ…」
リモコンだ…。
………。
書類郡の隙間にリモコンを見つけた…。
それを取り上げて…。
…ぴ。ぴ。ぴーっ。
設定温度を上げる…。
………。
「……」
それから僕は。
今度は。
慎重にクリスプを吸った。
「ふー…」
吐き出す時。
鼻腔を通る呼気の残り香…。
citrus_aroma……。
……。
僕の胸が。
少しだけ緩んだ。