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神威の書 : 第三章 : « 第八節 »

第八節

…………。
…こ……。
これ……。
…これ……。
な…なんだ…よ……。
これ……。
………。
僕はヘッダにスクロールして。
もう一度読み返した…。
………。
…{もう…動けない……。}
……{…会うことも…ない……。}
…………。
こ…こんなの……。
…な…んだ…よ……。
……。
がくがくと。
身体が震えだす……。
…う…そ…だろ……。
なんだ…よ…。
{消去} って……。
…なんだよ……。
{死} って……。
……{抹消} って…なんだよ…!!
………。
わ…わからない…じゃない…か……。
……わ…からない…よ……。
こんな……。
…こんなんじゃ……。
……ぴぃぃぃぃぃぃーーーーーーっ……。
「っっ…」
その時。
PCの警告音が鳴った……。
………。
「な…なん…だ…?」
………ぴぃぃぃぃぃぃーーーーーーっ。
…警告音にしては…長い……。
…………ぃぃぃぃぃぃーーーーーーっ。
……。
…トラブル……?
「…あっ……」
…ぽ…。
……ぽ…ぽ……。
が…画面が……。
ぽ…ぽぽ……。
………。
「こ…これ……なん……?!」
………。
…画面の中に。
まるで虫食いのような。
空白が現れ始めた……。
………。
「な…なんだ…これ…なに…」
……。
空白は。
ハタ氏から受けた。
メールのキャラクタを消してゆく……。
………。
「な…なんだ…どうなって……」
……ぃぃぃぃぃぃーーーーーーっ。
…音は。
鳴りつづけている…。
……。
…空白は増え続け。
しだいに。
活字を読むことが出来なくなって……。
…ぴぃぃぃぃぃぃーーーーーーっ。
「や…やめろ……」
………ぴぃぃぃぃぃぃーーーーーーっ。
……………ぴぃぃぃぃぃぃーーーーーーっ。
「…やめろ……」
………。
まるで。
頭の中にまで。
響いて来るような。
…音感……。
……ぴぃぃぃぃぃぃーーーーーーっ。
…………ぴぃぃぃぃぃぃーーーーーーっ。
…………………ぴぃぃぃぃぃぃーーーーーーっ……。
「や…やめろーーっっっ」
ばんっっ。
……。
…………。
僕は。
キーボードに。
思い切り手をついた。
……ぷちん。
しゅー……。
………。
PCの電源が落ちた……。
………。
な…なんだ…よ……。
…なんだよ…これ………。
なに……。
…ハタ…さん…。
…………。
……。
だっ。
だだだだだっ。
ばんっっ。
……。
僕は部屋を飛び出した……。